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★うんちく雑記帳 2006/11/30〜2007/12/17

このページでは、ゲームを作ったり日々生活する中で考えたことを載せています.
2006/11/30〜2007/12/17の雑記帳です。


2007/12/27 ふりーざ
ケーブルテレビで懐かしいアニメをやってて、ついつい録画してしまいます。
もう数ヶ月も前になるんだけど、なにげなくテレビを見ていたら なつかしいドラゴンボールZをやってました。 1話からやってるのを知ってHDレコーダへ録画してみました。 夏くらいからやってたんだけど、ようやくフリーザ編、ガーリックJR編が 終わってセル編が始まりました。 で、休日とかに、とり溜めたのをDVDへ移動しがてら見ています。 オープニングとか前回の紹介とかCMとかエンディングとかをカットすると だいたい1話18分〜20分くらいなので、標準画質でDVDにだいたい 6話ぶん入ります。 先日ようやく今放送している直前まで移動しおわったんだけど、 全部で123話、DVD21枚にもなりました。 いったい全部で何話あるんだろうと思ってWebで調べてみたら、全291話だって…。 まだ2倍以上もあるんだと思ったらだんだん気が遠くなってきました。
全部とりおわるの、いつになるんだろう・・・。

2007/11/24 プロレスラー
食事に行った先でプロのレスラーさんを見てしまいました。
ついさっき、よく夕食を取りに行くレストランに行ったら、奥の方にとっても ガタイの良い若い人たちが7〜8人で食事をとっていました。 みんな若くて幼い感じの顔で、でも体格はとても良くって、すごいカワイイ感じ。 どういう集団なんだろうと疑問に思いながら、ジロジロ見るのは失礼だよなぁ なんて思いつつも、ついつい目がそっちに行ってしまいます。
で、奥の方に目立たない感じで座っている人がいて、なんかテレビで見たこと ある人のような…と思って、ちらっとだけど注意して見てみたら、 超有名な某プロレスラーの人でした。お弟子さんたちをつれて食事に 来てたのかな。一番奥で小さくなって食事してたので、 周囲のお客さんたちもほとんど気づいてない様子でした。 さすがに声かける勇気はなかったし、静かに食事したいんだろうなぁとも 思ったので、はたからちらっと見る程度でした。 僕は、会場へ行くほどのファンではないけれど、テレビで良く見るくらいには プロレスは好きで、その人も好きなレスラーのひとりだったので、 それでもちょっと感動しました(^^;

テレビで見ていてとてつもなく大きな体格の人という印象があったん だけど、背の高さとかは普通な感じ。ただやっぱり体の厚さはすごかったです。

2007/11/24 コンタクトレンズは3割増し?
いつもはメガネをかけているんですが、お店に飲みに行くときには、 いつもコンタクトレンズをしています。
メガネをかけると、普通の人には周囲のものが3割くらい小さく見える みたいなんですが、もうかれこれ20年以上メガネで過ごしている自分の場合、 逆に、コンタクトにすると全てのものが3割くらい大きく見えます。
飲み屋の帰りに食事によったりするんですが、食べ物が大きく見えるので なんとなく得した気分になります。実際に、いつもはちょっと少ないかなと 思える松屋の牛丼でも、結構お腹いっぱいになったりします。 自分の体とかも3割増しに大きく見えるので、家で腕立て伏せとかした 後にコンタクトで腕とかを見ると結構太く見えます。 それで、少しは体格良くなったのかなぁとかカンチガイさせてくれるんですが、 他の人の腕とかも太く見えるのに気づいてマダマダだなぁと思い知らされ たりもします。
ずっとコンタクトにしてたら全てが大きく見え続けてトクかも…とか思うけど、 きっとそのときには目がなれてしまってフツーの見え方にもどっちゃうんだろうな(^^;

2007/11/4 開発再開したけれど…
しばらく開発を中止していたTextANIKI、再開して少しずつ作っているんだけど、 なかなかうまくいきません。
4本目の自作ゲームとして作っていたゲームのTextANIKI、 開発記録を確認したら2年以上前放置してしまっていました。 今年の4月に就職先が変わって少し時間の余裕ができたので (というか、遅くとも夜の10時までしか職場にいれない環境になったので)、 平日、帰宅後にちびちびと開発を再開しました。 ですが、なかなかてこずっています。 最初は今まで作ったものの続きを作ろうと思ってたんですが、 忘れている部分が多くって、それがとても難しくって…。 なので、再利用できそうな部品だけを残してあとは全部書きなおしています。 で、一回作り直して、途中までできたんですが、設計につじつまがあわない所が 出てきてしまって、それで、設計も全部やりなおすことにしました。
今まではいろいろな事ができるものをと思って、かなり凝った仕組みを考えて いたんですが、それだとカナリ大変なので、今回は、やれる事の範囲を 狭めることにしました。 理想に近い形で作るべき部分と妥協する部分をちゃんと分けて整理して、 凝った部分もちゃんと残る形で妥協する方針。 で、今、新たに作り直し始めています。
それでも、またつくり直しになるかもしれません…。予想はしていたんだけど、 ちゃんとしたテキストアドベンチャーゲームを作るのはやっぱり難しいなぁ…。

2007/8/29 選挙
時期的に完全に遅いけど、久しぶりにちょっと固い話を書こうと思います。
Webサーフィンしていたら、同性愛者であるとカミングアウトして参議院選挙を 戦った尾辻さんについて選挙結果を考察してるページが結構あるのを知りました。 僕自身は、尾辻さんに入れるかどうか、かなり相当に悩みました。 というのも、尾辻さんを公認した民主党さんって、同性愛者に関する 活動を積極的にしてきたわけじゃないし、同性愛者に対して否定的な立場の人 も結構いるように思えるからです。 前にも書いたけど、ある時期を境に、同性愛者に否定的な人が増えた印象が あるし、福井県にいた頃に、地方番組で地元の自民党や民主党の議員さんたちが 対談している回があって、そこで教育政策とかについて 「手法は違うけど方針は一致している」とかいう感じ(発言内容までは 覚えてないけど)の事を言ってるのも見てるし。
ホントにもう最後の最後、投票の直前まで迷ってたんだけど、それでもやっぱり 現状では民主党を支持する形の投票はできないよなぁと思って、結局、 尾辻さんには入れませんでした(もちろん自民党はそれ以前に選択肢として論外)。 もし仮に、尾辻さんが、もう少し同性愛者に理解のある党から出てたら、 僕は確実に尾辻さんの名前を書いてたと思います。 逆に、今回の事をきっかけにして、民主党さんが今よりも同性愛者を受け入れる方向へ 動いてくれたらなぁ…なんて事もちょっと思ったりしました。
ちょっとだけ時流に乗った話を書くなら、新しい内閣のメンバーが決まったみたい。 だけど、教育関連の人や同性愛に否定的な感じの人は留任…。人心一新する気が ないんだなぁって事がとてもよくわかりました。

2007/8/28 ディジタル家電
ちょっと失敗した買い物をしてしまいました…(T-T)
僕の家から一駅越えたところにヨドバシカメラがあります。 以前、パソコン関連の周辺機器の購入で悩んでいるときに、 すごく親切に相談に乗ってくれた事がありました。 この店よりも近くにパソコンなどの家電を扱ってる別の店もあるんですが、 その経験以降、パソコン関連機器を買う時にはほとんどこのヨドバシカメラを 利用してます。
で、今回、この店で、映像を録画するためのディジタル家電を買いました。 パソコンと組み合わせて使うつもりで購入したんだけど、その製品で 作ったものをパソコンへもっていったら画質が低下してしまって、 手間を結構かけないと納得できる映像にならない状態に…。 その製品で見るぶんには問題は発生しないので、故障と言うには微妙な状況 だったんだけど、製品の説明書にはパソコン等でも見れると書いてあった んで、なんとかならないかメーカーさんとか店員さんとかと交渉 してみました。
ヨドバシカメラの店員さん、対応する人が何人か代わったんだけど、最初の人は結構 親身に対応してくれました。で、その後、一度メーカーさんに問い合わせたところ、 結論としては「パソコンとの間には相性があるし、購入した製品で見て問題ないなら 返品や交換などはできない」という話。僕自身もパソコンについては知識があるから、 複数のパソコンや複数のソフトで同様の状況になる事を確認したりして 「相性にしてはおかしいんだ」ということを、一生懸命説明したんだけど、 なかなか理解してもらえず…。
で、再度ヨドバシカメラさんに相談。最初の人とは別の人何人かに対応して もらったんだけど…。その店員さんたち、口調などはとても丁寧なんだけど、 なんとなく「何言ってるのこの人」とか「もういいでしょ」とかって 思ってるかのような、微妙にいやぁ〜な雰囲気はしばしに感じて しまいました(確かに面倒な客ではあるんだけどさ…。でもパソコンフロアじゃ、 そんな雰囲気を感じたコトはなかったんだけどなぁ…)。
一度、「今回は特別に交換してもいいけど」という所まで譲歩しては くれたんだけど、いろいろ条件つけてきて、それじゃ安心して交換のお願いが できないよ…って感じに。で、僕の方からもいろいろ代案を出したりして、 検討してもらっているうちに、 最終的には「他社の製品でちゃんと再生できるなら、パソコンで画質が落ちても 我慢するしかない」って感じになってしまいました(他社製品で再生できそうだって 事はこっちもわかりきってて、問題はそこじゃないんだってコトを いろいろ説明したんだけど全然わかってもらえず…)。 で、結局、他社製品で動作を確認して(予想どおり)ちゃんと再生できて、 交換などもできずに交渉終了…
もう…何というか…こう…どっと疲れました。 この製品そのものは、同種の他社製品との間であれば高画質でのやりとりが できる事が確認できたし、少し面倒くさい方法をとればパソコンでもある程度の画質を たもてるので、そうやって使っていく事にしました。
あと、ヨドバシカメラさん、おそらくお店の対応としてはかなり良い方だとは 思うし、交渉の相手をしてくれた事には感謝もしてます (それに、メーカーさんの話がもし本当なら、今のディジタル家電の 記録装置としての質って、僕が想像してたよりもまだかなり低い わけで、それを知らなかった僕も悪かったと思う)。 なので、他の人に止めた方がいいとか言うつもりは全くないです。 ただ、僕個人は、将来新しくディジタル家電製品を買う際には ヨドバシカメラではない店にしようと思ったのでした…。
もちろん、パソコンフロアの店員さんにはホントに良くしてもらったので、 今後も利用し続けようと思ってますけどね。

2007/7/17 ザ・サード
日本ファルコムさんの新作ゲーム、空の軌跡the 3rdを解きました。
英雄伝説シリーズの第6作目、空の軌跡にはFC(FirstChapter、第1章)と SC(Second Chapter、第2章)が既に発売されてます。既に完結したと思ってた ので、第3弾が発売になるという事を知って、ちょっと心配になりました。 宣伝文句には新章突入とか書いてあって、ずるずる引っ張って前2作の 評価を落としたりしないかなとか…。でも、英雄伝説VII へと続くストーリー とも書いてあったので、少し期待もしてみたりして…。 ということで、買ってやってみました。
結論から言うと、ゲームとしては完全に外伝的な内容でした。 ゲーム仕立てのフィールドを探索しながら、第2章の「後日談」と 「謎の一部を解消するストーリー」を見ていく感じのゲーム構成。 一応メインのストーリーもあって、 SC の最後で発生していた問題を解決する流れになってますが、 the 3rdなんて思わせぶりなタイトルにせずに、「外伝」として発売した方が 良かったんじゃないかな…。
で、ゲームの方は、FC や SC の密度を期待するとかなり物足りなさを感じるけど、 外伝として見ればそれなりに楽しめました。後日談はほとんどが「見るだけ」で、 ゲームとしてはどうかなと思うんだけど、外伝としてはツボが押さえてあって、 あと個々の後日談が関係しあってたり本編ストーリーと関わってたりもして、 なかなか良い感じでした。ラストも各登場人物に愛着がわくような演出がしてあって ジーンときました。
SCで気になった「イベントで使われてる人物画の質」は、SCよりは良くなってる けど、でもやっぱりちょっど格好が不自然で、 デッサンが微妙に狂ってる気が…。
ゲームの箱に「単体でプレイが可能な独立した作品です」と書いてあって、確かに そうなんだけど、前2作やってないとストーリーが全然わからない気がする。the 3rd から始めるのは絶対避けるべきですね(^^;

2007/6/2 ついに・・・
先月誕生日をむかえ、ついに「四捨五入すると40歳」という年齢に突入して しまいました(T-T)
もう35歳・・・。仕事につくようになってから月日の経つのがホントに早く感じます。 恋人、欲しい・・・というのは、まあ、置いとくとして、同年代の人達で 結婚している人が、かなり多くなりました。
職場のメンバーと食事に行ったときなどにも、結婚の話題になる事があって、 ちょっと居辛いなぁと思う瞬間があったりします。 4月に新しい職場に就職したのですが、前の職場では、仕事についたときに まだ20代だったせいもあって、就職直後にいきなり結婚の話をふられる ことはありませんでした。 僕の方も、最初のうちから、「結婚の話題もセクハラになる可能性がある」って ニュアンスをそれとなくかもしだしてみたり、直属の上司にカミングアウト したり、いろいろ根回し(?)みたいな事をしてました。 そのかいもあって、その種の話はごくまれに冗談っぽく出る程度で、 とても快適に仕事上の付き合いができました。
今の職場のメンバーもとても良い人ばかりなんですが、僕が30代半ば という事もあるせいか、2ヶ月の間に数回結婚話につきあう状況になりました。 この種の話には慣れてるつもりだったんだけど、 「結婚話に悩まされることがとても少ない環境」に5年近くいたせいか、 とっさにかわすことができなくて、内心あたふたしてしまう事が 多かったです。 もうちょっと上司と関係を築いてみて、大丈夫そうだったら、 カミングアウトしたいなとは思ってるんですが、しばらくは様子見の状態が 続きそうな感じです。

自分への誕生日祝いを兼ねて、ハードディスクレコーダーを買いました。 通常のケーブルテレビの番組なら100時間くらい記録できそう。 ちょっと動作が重いのが難点なのですが、それをのぞけば、こっちの方は なかなか快適です。

2007/5/24 説教くさい?
ようやく「新説ももたろう」の第4話を公開できました。

記録を見たら、前回、第3話を公開したのが 2006 年 5 月 7 日。 それから1年以上たってます(^^; この間にジェンダーフリーとか デビューボとかの話題に片足をつっこんだりしてたので、 その影響が話の展開にまぎれ込んだりしてます。実は今回公開した 第4話、少し前に一通りできあがっていました。でも、通して見て みたら、かなり説教くさい感じ・・・。 それで、会話文をやわらかい表現に変えたり、くどい部分を カットしたり、お馬鹿な話を入れたり、全体的に手直しをして、 説教くささをできるだけ薄くしてみました。 でもまだまだ説教くさいかも・・・。まあ、興味がある人だけ 動かして見てみてください(^^;

第1話を完成させたのが、2002年の9月だから、作り始めた日から数えると 5年近くかかってます。 そのせいか、第1話と第4話の雰囲気がかなり違ってしまっているし、 つじつまが微妙にあってない気がする部分もあるので、 最終話が完結したら、全体を一通りチェックしなおさなきゃ いけないなぁと思ってます。いつ完結するかわかりませんけどね(^^;


TextANIKIの方は全く手つかず…。とりあえず、新説ももたろうを完成 させてから考えよう…。

2007/5/12 ばいせくしゃる
とっても好きだなと思った相手がバイセクシャルだとわかると、 どうしても警戒してしまう自分がいます…。

僕の最初の相手はバイセクシャルの人でした。 その人、彼女がいて、僕には「気持ちはあげられない」とか「キスは駄目」とか ずっと言ってて(僕もいろいろと相手に悪いことをしてしまったので、 お互い様だとは思うんだけど)その時のことは、 辛い思い出として残ってます。 そのせいか、とっても好きだと思った相手でも、バイセクシャルだと聞くと、 一瞬、ちゅうちょしてしまう自分がいます。 もちろん、これは僕自身の問題であって、バイセクシャルの人が悪いわけでも なんでもないです。それは頭ではわかってるんだけど、今はまだ、この不安感 みたいなのがなかなかなくせない状況。できれば直したいなと思ってます。

僕は、ものごころ(?)ついた頃から、女性を性的な行為の対象恋愛の相手としては全然見れなかったので、一般の男女がするような 生活はできないんだろうなってことは、結構前から自覚してました (一時期、女性を好きになるようにしようと努力したこともあるけど)。 なので、少しずつだけど、同性が好きだってことで、 いろいろ覚悟みたいなのをしていく必要がありました。 結構時間をかけてやってきたことなので、そういう経験があんまりない バイセクシャルの人に、その立場を理解してもらうのって難しいのかなと 思ったりすることもあります。それでも好きな相手には わかって欲しいなぁとかずうずうしいことを思ったりもします。


恋愛感情って難しいなぁといつもいつも思います…(^^;

2007/5/6 喉の薬
ようやくが出るようになりました。 喉の回復が仕事に間に合ってよかったです。

うちの近くにドラッグストアがあるので、そこで喉の薬を探してみました。 うがい薬や風邪薬は前から持ってはいたんだけど、今回の問題は声ガレで しゃべれない事。体調は回復してるから風邪薬は必要ないし、 うがいして喉を洗ってどうにかなるってワケじゃないしで、 家には適当な薬がありませんでした。 で、声ガレに効く薬なんてあるワケないよなぁ・・・と思いながら、 あんまり期待せずに探していたんだけど、 風邪薬のコーナーに「しわがれ声・のどの不快感」に効くと書いてある薬が・・・。

他にもいろいろ探してみたんだけど、今の症状にぴったりくるのはこの薬だけ でした。 漢方薬だけど、一応名前の通った製薬会社から出てる薬だったんで、 買って試してみることにしました。 同じ頃に、喉の負担にならない程度に無理やり声を出してみたりとかも してみたし、声が出なくなってからだいぶ喉を休めてもいたんで、 それと重なったからかもしれないけど、薬を飲んだ次の日から少しづつ 声が出るようになりました。

ということで、連休中に1日だけだけど飲み屋さんにも行ってみました。 少し声がカレてたけど、お客さんとも話せたし、楽しい時間をすごせました。 あとは親が来た日があったり、買い物に行ったり、 DVD やケーブルテレビを見たり して連休を過ごしました。ケーブルテレビでは、懐かしいアニメの最終回とか シリーズものの一挙放送とか、いろいろ企画モノをやってました。 そういえばZガンダムのラストってこんな感じで救いがない内容 だったよなぁとか、へぇ〜ゲッターロボの OVA なんてあったんだぁ〜とか(^^;


こんなにのんびり過ごしたゴールデンウィークってひさびさかも しれません。

2007/4/29 ゴールデンウィークは・・・(T-T)
新しい職場では、ゴールデンウィークのお休みがかなり長くとれそうです。
1週間まるまる休みがとれそうな感じ。前の職場では有給休暇を使わないと そんな事できなかったので、ちょっとうれしいかも。で、こっちの飲み屋に 行きたいなと思っていたんだけど・・・。先週から風邪ひいてしまい ました。
自分はしゃべることが多い仕事なんだけど、今回の風邪はにきてて、 仕事の間、無理してしゃべってたら声が全く出なくなってしまいました。 週末には体調はかなり良くなったし、なんとか少しだけ声が出るようには なったんだけど、カスレた声しか出てこない状態で、 とても飲み屋でおしゃべりって感じにはなれません。
しかたがないのでDVDでも買って家でおとなしく見てようかなと思います。
休み明けにはちゃんと回復するのかなぁ…。

2007/4/15 引越し(ほぼ)完了
ようやく引越しのコマゴマとした作業がほぼ終了しました.そろそろ仕事も 本格的にはじまります.
前の職場をやめて今の所へ移ることが決まってから約1ヶ月半たちました. けっこう急な決定だったんですが,なんとか引越しもできました. 福井と神奈川だと土地の値段が違うせいか,住む場所は今までよりも 狭くならざるをえないんで,今までほとんど使っていなかった物を, いろいろ処分しました. 実は昔買ったゲイ雑誌がダンボール2箱ぶんくらいあったんだけど,それは, ダンボールにつめた状態で便利屋さんに処分をお願いしました. 中は本だと伝えてあるので古本屋に売ったりすると思うんだけど,中身見て びっくりしてるんじゃないかな…(^^; 今度住むところは、部屋の設備も,風呂とトイレが一緒だったり, 洗面所がなく流しと兼用だったりと, 以前住んでたところよりもグレードダウンしてしまいましたが, 唯一前より良くなったのが,ケーブルインターネットが使える事. 福井には民放が2局しかないので,ケーブルテレビは必須に 近かったんですが,以前の所ではテレビは見れたけどインターネットは 契約できなかったんですよね. 新しく住む場所は両方使えるので両方に契約しちゃいました(値段がけっこう 高いのでケーブルテレビの方は契約するかかなり迷ったんだけどね). で,番組をいろいろ見てみたんだけど,福井の時と料金がほとんど変わらないにも かかわらず,映画とかアニメとか特撮モノ(?)とかの 番組が増えてて、充実していて良い感じです.
新しい生活に慣れるまでには,まだちょっとかかりそうです.

2007/3/24 引越し予定日決まる
引越し業者さんにお願いして,引越しの予定日を決めました.
7〜8件の業者さんに電話したんだけど,さすがにこの時期に急にと なると,どこも予約でいっぱいで,僕の仕事始めの日までに, 引越しの手配ができる所はほとんどありませんでした. そんな中で,2件ほどできますという業者さんが ありました.それでおおまかな見積もりをとってもらって,最終的に1件決めました. 神奈川に到着する予定は4月1日(出発は29日の予定). 仕事始めは4月2日なので,とりあえず間に合いそうです. 引越しの準備も,問題の(?)ゲイ向けDVDとかパソコンソフトとかは梱包し終わって, 不要なものの処分もおおかた済みました.今は,書籍の梱包にとりかかって いて,こっちもなんとか間に合いそう. 職場の片付けの方は,まだ時間がかかりそうなんだけど, しばらくは荷物を置かせておいてもらえそうなので,後で郵送という手を 使おうと思っています.
あと1週間ちょっとで福井を去ることになります.仕事の関係でたまに福井に 来ることがあるとは思うけど,でも,5年間過ごした場所を去るのは, ちょっとしんみりしますね.

2007/3/23 折れ線グラフと棒グラフ
引越し業者を探してWebを見てたらついついネットサーフィン(?)して しまって,そこで,教育再生会議の配布資料の変な部分を見つけてしまいました…

大学とかで,グラフの描き方の初歩として「折れ線グラフ棒グラフはちゃんと使い分けましょう」という事を習うこともあると思います. べつに教科書とかに載ってたりするわけじゃないですが, データの質や表現すべき内容によって「どのグラフを使うのが適切なのか」は 結構違ってきたりします. 例えば「時間経過による温度の変化」みたいな,隣り合った項目に 意味(ひとつとなりのデータが1秒後を意味するとか)があって,データの 系列や「変化」を見たい時には,基本的には折れ線グラフのような タイプのグラフを使います. それに対して,例えば多項目のアンケートの集計結果のような,データの 並び順に特別な意味がない場合(もう少し難しく言うと 「事象が独立している」とみなせる場合)には,棒グラフ の方が適しています(他にも,全体に対する割合を示すには円グラフが 適しているとか,いろいろあります). もし,これを間違えると,見ている人に誤解を与えたり,うっかり 偏った結論や誤った結論を出してしまったりする事もあります. 例えば,棒グラフで描くべきデータを折れ線グラフで描いてしまうと, 意味がないはずの「山になっている部分」や「谷になっている部分」や 「線の傾き」に意味があるかのように思えてしまったりします. なので,できるだけ適切なグラフを選ぶって事は実はけっこう大切なんです.

・・・で,以前も配布資料についてここで疑問を書いた教育再生会議なんですが (前回のは2006/11/30の所に書いてあります),別の配布資料の内容にまた疑問を 持ってしまいました. 大学とかの高等教育の議論をしている第3分科会という会議の 第7回目の配布資料「高等教育(学部教育)関連参考資料」の29〜30ページ (教育再生会議のページから読めます)のグラフなんだけど・・・. どこをどう見ても折れ線グラフを使うべきでないデータを, 折れ線グラフで描いてます. 30ページの方の資料では,重要な部分を見逃した結論まで 出してしまってます(3番目に多い項目を無視して4番目に多い項目に着目して しまっているとか).

出典が書いてあったので,この資料が元にしているアンケート結果も見てみました. そしたら,そっちはちゃんと棒グラフで表現されてました. なので,配布資料の方は教育再生会議の資料作成者がわざわざアレンジして 作ったものなんだろうと思います. そりゃあ,グラフの選択を間違えたりすることもたまにはあるのかも しれないけど,でも,この会議って,大学の教育とかについて議論している 会議なんですよね….大学に対していろいろ注文つけたり改革が必要 とか言ったりもしてるみたいだし…. そういう立場の会議の資料の中に(議事概要にはこの資料の説明があったかどうか 書いてないんで,配布しただけなのかもしれないけど,たとえそうであっても), グラフの初歩中の初歩をわかってないかのように見えるページが あるのって,どうなのかなぁ….


「この資料,グラフの悪い使い方の典型例として,全国の大学で共通のテキストに したら良いと思うなぁ…」と,皮肉を言いたくなってしまいました(^^;

2007/3/18 引越し準備
神奈川県に引っ越すことになったんですが,やっとその新居の書類手続きが 終わりそうです.2週間くらいかかったかな・・・

今,引越しの準備中です.引越し屋さんにお願いしようと思ってるんだけど, ゲイ向けのDVDとか見られると嫌なので,今,急いでダンボール詰めしてます. 神奈川は福井と比べて土地が高い(?)せいか,同じくらいの家賃だと,どうしても 部屋が狭くなってしまいます.それで,古いパソコンとか家電製品とか服とかを 処分しようと思ってるんだけど,その選定にもなかなか時間が取られて しまってけっこう大変です.処分した後でないと引越し屋さんにも 頼みにくいし,気ばかり焦って作業ははかどらないし,仕事場の書類や書籍の 整理もしなきゃならないし,福井での仕事もあと少し残ってるし, 新居の手続きが済んだら引越しの日程も決めなきゃならないし, やることが多くてちょっと混乱ぎみです. かといって,引越ししないワケにもいかないので,とにかくムリヤリ作業を 進める感じで準備してます.

仕事始めまでに引越しが間に合うか,かなり心配. まあ,どうしても無理なら,4月に引越しすれば いいんだろうけど,でも,お金と手間がかかるのがちょっとなぁ…と 思ってしまいます.引越し祝いしてくれる人からの連絡を待ってるんだけど, まだ連絡来てなかったりします.僕がメール見逃してるのかな…. 相手のメールアドレス聞いとけば良かったと,ちょっと後悔してたりします.


あと2週間で4月になってしまいます.うーん…間に合うんだろうか…(^^;

2007/3/9 どろろ
最近,手塚治虫さんのマンガ「どろろ」の映画が話題になってます. 僕が好きなマンガのひとつです.

僕は手塚さんのマンガが好きで,一時期いろいろと買いあさってました. 「どろろ」はラストの部分がちょっとなぁ〜と思うんだけど,それを除けば 本当に面白いマンガです.ここでも以前ちょっとだけ書いてますが(調べたら 2002/2/6だった.今から5年近く前・・・Webページ作ってからもうそんなに 経ってるんですね(^^;)実はパソコンゲームにもなってます.

Web検索して知ったんですが,どろろは最近PS2用のアクションゲームも作られている みたいです.僕がやったパソコン版の方は1989年に発売された純粋な アドベンチャーゲームでした. マンガの「どろろ」は,父親の野望のために体の48箇所のパーツを妖怪に奪われて しまった百鬼丸が,一匹一匹の妖怪を退治しながら体を取り戻して行くお話です. ゲームでは残りあと数体の妖怪を倒せば全ての体のパーツを取り戻す ことができる,というところから始まります. ひとり旅をしていた百鬼丸は,どろろと再会し, 妖怪村へと足を踏み入れます.そこは百鬼丸の父「醍醐」がかつて納めて いた領地の一部で,領主が「大津」という男に変わってからは,妖怪が闊歩するように なってしまったようです.そこで,百鬼丸たちは,妖怪に魅入られてしまった 兄を持つ女性を助けたり,巨大な妖怪を倒したり,石像の謎に挑んだり していきます.強力な妖怪を2体倒しても体のパーツが元に戻らないことに 気付いた百鬼丸は,どろろとともに「大津」のいるとりでへと 乗り込んで行きます. そこで,大津の正体や父の末路,母の現状を知り,この事件を仕掛けた最後の妖怪 との死闘をくりひろげます.途中の話がちょっと貧弱だったり,ラスト直前にある 極悪(?)なフスマの迷路に悩まされた記憶がありますが, 原作マンガでは中途半端っぽかったラストが,ちゃんと物語として 完結していて,なんだか得した気分でした.


結構好きなゲームだったので,実は,自分用として,このゲームのストーリーを 抜き出した文書を作ったりしてます.一気に読み返すとなかなかに楽しいです.

2007/3/8 神奈川へ・・・
4月から神奈川県に住むことになりました.かなり急に決まったので, 今とてもてんやわんやしています.
仕事の関係で,福井県から神奈川県へとうつることになりました. 休みを数日とって,家さがしと様子見をかねて現地へと行ってみました. 仕事場や住む場所は,横浜とかからは離れているんですが,それでも福井と 比べるとかなり都会な感じです. 横浜とか新宿とか八王子とかにも寄ってみました.2丁目の仲通りを今回はじめて 通りました.とは言っても,時間とか宿とかの関係から昼間しか行けなかったので, 外から眺めたりショップで買い物したりしだけでしたけど・・・. それでも,ノンケ向けの繁華街を全部ゲイ向けにしたみたいな感じで, なんかいいなぁ〜って思ってしまいました.
職種は一緒だけど仕事は変わるので,慣れるまで大変そうです…. それより何より,まずは引越しをなんとかしなきゃなぁ….

2007/2/17 差別用語の思い出?
僕は「ホモ」という言葉が苦手です.ちょうど中学生から高校生にかけて, この言葉が同性愛者を馬鹿にする言葉として, かなり頻繁に,とても印象の悪い意味で使われていたからです.

昔は,「ホモサピエンス」とか「ホモ牛乳」とか,この言葉が入っている単語を 見ただけで,同性愛者のことを言っているのではないとはわかっていても, 一瞬ひるんでしまう状態でした.同性愛者に否定的でない人が非難の意を込めずに 使っていた場合でも,たくさん使われると気分が悪くなったりしてました. 最近では,侮蔑的なニュアンスなしに使ってる場合にはかなり慣れました. あと,同性愛者の人が使ってる場合は,他人を侮蔑する文脈で使うことは あまりないだろうという安心感があるせいか,それほど嫌な感じはしなかったり もします(2/20追記). でもまだある程度の抵抗感は残っていて,だから自分ではできるだけ 使わない事にしています.

もちろん,好んで使っている同性愛者の人もいるし, 逆に「同性愛者」とか「ゲイ」とかの表現を嫌に思う人だっています. 自分も文章を書くから,完璧に誰も傷つけない文章を書くのは無理だとも わかってるつもりです.この今書いてる文章のように使わざるをえない場合もあるし, 僕も自作のゲームの中で意図をもって一部使ったりもしてます. だから,この言葉を差別用語として糾弾する気はないです. でも,やっぱり,できれば使わないで欲しいなぁと思うんで,文章を書く人に 対してそういう個人的な「お願い」はしたいです. それで納得して表現を変更してもらえるかは, 書く人にゆだねざるをえないんだけど. でも使う場合にも,せめて過去に悪い印象をもって散々使われた経緯があって 抵抗を感じる人もけっこうたくさんいる言葉だって事は理解しておいて 欲しいなと思ったりします.

これ,6年くらい前に(これとは違う言葉でだけど)ある雑誌の差別表現が 問題になったときに,いろんな議論を見ていて自分が出した結論でした. 「言葉狩りだ」とか「文脈で判断しろ」って方向の非難がたくさん出てきてる 状況だったんだけど,でも何か違うんじゃ…と感じて,これらに反対する 立場で意見を出したりもしました. でも,その時はまだ文章の表現も下手だったせいか,上の意図はなかなか相手に 伝わらなくって,『内容に関係なく「ホモ」という言葉を使うことが悪いことだと 言ってるようだ』みたいな感じで,僕の意に反した解釈をされてしまって 疲弊してしまいました(「僕個人は嫌悪感があってこの言葉が多い文は 読まないし読めない」と言ってたんであって, 常に一般に悪いことだと決め付けるつもりはなかったし, 他にもいろいろ指摘を受けたんだけど,そんなことは十分承知したうえで, それでも不快に感じる人がいる事についてどうするのって話をしたかったんだけど…) (2/20修正).


ちょっとしたきっかけがあって昔の思い出を書いてみました. 今なら,もう少し違った議論ができたかもなぁ…なんて思ったりもします. でも,昔と違って,そこまで頑張って議論しようという気力が あんまりないかも….

2007/1/13 イース・オリジン
日本ファルコムの新作,イース・オリジンを買いました.いやぁ,面白かった.

イースといえば,日本ファルコムさんの定番シリーズ.自分がまだ中学生の頃, 1987年に発売され,続編が今でも作られているアクションRPGです. 当時,RPGといえば難解さを売りにしたモノが数々出ていましたが, その中で,誰でも最後まで解ける優しさと,物語的な演出,綺麗なグラフィックと 音楽をウリにして大ヒットしたゲームでした.銀製品が盗まれる事件を発端に, 神官の子孫たちや2人の謎の少女との出会い, イースの本の収集やダームの塔での 決戦などを描いたストーリーが人気を博しました.その発売から1年後, 続編のイースIIが発売されました.黒真珠や魔法とクレリアの謎などが明かされ, 天空に浮上したイースの地を舞台とした壮大な物語が展開されました. 当時,購入してゲームを起動したときの,オープニングの アニメーションに度肝を抜かれ,そのまま夢中になって遊んだのが懐かしい思い出です.

イース・オリジンは,イースIやIIの時代の700年前,サルモンの神殿が 黒真珠の力で天空に浮上した直後のお話です.6人の神官の子どもたちが, いなくなった2人の女神を探すためにダームの塔での探索を開始します. イースIやIIで登場した様々な道具や登場人物たちの祖先,敵などが次々と登場し, 懐かしさに打ち震えながらプレイしました.遊んでて「うぉーここで こうくるかぁっ!!」って何度もうなってしまいましたし….
このゲーム,最初に選べる主人公が2人いて,どちらか好きな方で遊ぶことができます. どちらの主人公を選んでも,ゲームの大まかな流れや舞台やトラップなどは ほとんど一緒なんですが,主人公の攻撃スタイルやストーリー,謎解きの 一部などが違ってるので,1人目でクリアしてから2人目で遊んでも,十分楽しめました. そして,両方でゲームを解くと,3人目の主人公で遊ぶことができます. さすがに3回目はかったるいかな・・・と思ったんですが,杞憂でした. いきなり全く異なった演出からゲームが始まって,前の2人の主人公では 謎になってたストーリーが解きほぐさていくので,興味にひかれていっきに 遊びきってしまいました. ラストではイースI,IIの全ての謎へと続くストーリーが展開され, もう感動しまくりでした.3人目で遊んでこそイース・オリジンの意味が あるんだろうと思います.


イースばっかりって酷評もあるみたいだけど,イース・オリジン,僕にとっては 純粋にとても面白かったです.

2006/12/3 教育再生会議と多様な情報
今朝,サンデープロジェクトというテレビ番組で,いじめと自殺の問題を やっていました. で,下で話題にあげた教育再生会議のメンバーの人も出てたんだけど….

議論は,教育再生会議の参加者2名に対し,教育の専門家2名(文科省の人と 中学校の校長先生)とが,対峙する形で行なわれていました. 後者の2人から「クラスのメンバー以外のななめの関係が作れるような環境を 作る必要がある」というような感じの提案(発言のセリフを覚えてるわけじゃ ないんで,細かい表現は実際とは異なります.以下同様)と, そのための具体的な方法の例が示されて,その案にはなるほどと感心しました. 彼らの話全部に納得したわけじゃないし, 「全国一律に」みたいな感じで準備が不十分なままに上の提案が 強制されたりしたら問題だとは思うけど,基本方針の部分はちゃんと 考えられているんだなぁとあらためて思いました.

それと比べると,教育再生会議の参加者さんたちは,やっぱりどうしても圧倒的に 力不足だなぁと感じてしまいす.例えば「最近の子どもは安易に自殺する という話を聞いた」「そう育てた親が悪い」みたいな趣旨のことを言ってました (ひとつ目はなぜか伝聞調で話してました). 安易に自殺しちゃう子ももしかしたらいるのかもしれないけど (たとえ安易そうに見える理由をどこかに残していてたとしても) 自殺に至るまでには,その子なりに,とても悩んだり苦しんだり考えたりしたんじゃ ないだろうか…と僕は想像してしまうのだけれど….
それから,携帯メールなどを使ったいじめが新しく出てきて,親や教師が それに気付きにくくなってるという話題のときに「会議でも フィルタリングソフトの利用などについて話し合っている」という感じの 話が出たときには絶句してしまいました. フィルタリングソフトの機能を知っていれば,メールでのいじめへの対策には 全くならないという事はわかると思うんだけど…. まぁ,とっさに話を振られたから(いじめの問題との関係などを) あまり考えずにしゃべってしまったのかもしれませんけど.

伝聞に基づいているかのような話し方をしたり,フィルタリングソフトについて 知識不十分のように感じる発言をしたり,あるいは, 下でも書いた「教育再生ホットラインへの意見」の配布資料のまとめ方とかを見ると, かなり心配になります. もしかしたら,会議の参加者に十分な情報が与えられていない状態で, 話し合いをさせられてるんじゃないかなと….
あと,「これから合宿をすることになってる」って感じの事を 言ってたのも少し気になりました.ちょっと口に出た程度なんで,実際にはどういう 計画なのかわからないけど,もし合宿なんてしたら,それこそ, 「会議の主催者側が用意した以外の情報」に触れる機会すら, 完全に失われてしまうんじゃないだろうか. ただでさえ,議事録がほとんど公開されてないせいで,議事の内容に対する 多様な意見を会議にフィードバックする機会が失われていて, 意見収集の窓口になってるホットラインへの意見も, 配布資料としてまとめる際に偏向してしまう可能性があるのに….


とりあえず,再生会議のメンバーの人たちには,教育再生ホットラインに寄せられた 意見について,「まとめられた配布資料」だけでなく,生の意見全部を (ざっとでもいいから)閲覧してみて欲しいなぁ(議事録がないから,そういう事を やってるかどうかすらわからないんだけど…).

2006/11/30 教育再生ホットラインの意見等!?
11月16日の所でも書いた自民党のアンケート調査,結果が捻じ曲げて 利用されてるように感じて,今でも思い出すと少し腹が立つんだけど, 教育関連の話題で同じことが起こってるんじゃないかなと, ちょっと疑ってます.

内閣に「教育再生会議」というのがあって,そこで教育問題とかが いろいろ話し合われているみたいです.その中で国民の意見を聞く という趣旨で,教育再生ホットラインというのをやっています. で,そのホットラインに10月31日から11月10日までの間に 届いた意見等がWeb上に公開されています.
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/dai3/siryou3-2.pdf
ここには寄せられた具体的な意見の例というのが載ってます.これを見て, 以前自民党がやったアンケート調査の結果報告みたいに,編者にとって都合が 良いような編集のされかたがなされてるんじゃないかなと疑問に思いました.

例えば,「教育内容・教育課程」の項目には全211件の意見がある 事が記されていて,その例が9個載っています.ですが,各例の件数の内訳は 載っていません.各項目が,たかだか数件程度の意見なのか,あるいは何十件もあった 意見なのかすら全くわからないような編集の仕方をしてます (もちろん,数が多いから実施すべきとか少ないから実施すべきでないって事は ないんだけど,状況の把握はしといた方がいいと思う). 「いじめ問題」には231件もの意見が寄せられているんだけど,例として あがっているのは厳罰化する方向の意見だけ(これだけの数集まって, 他の方向性をもった意見がなかったとは僕にはちょっと思えないんだけど, 実際はどうなんだろう…). 「教育基本法改正」に関する意見は100件あって, 「愛国心の強要はやめて欲しい」という例も載っているんだけど, 第2分科会のテーマのひとつである心の教育・規範意識という所には, この例が載ってなかったりする(愛国心って心の教育じゃないのかな…). 以前の自民党アンケートの件があったせいか,この例のあげかたが妥当なのか疑念が わいてしまってしかたがないです. 実際に集まった具体的な意見の内容を全部見てみたい気がしました.

少なくとも,たかだか10日程度の集計だし,詳細な記述もない資料なわけだし, この資料だけでは国民の大半は・・・なんて議論はできないということは, 委員の人たちに理解しておいて欲しいなと思いました(重々承知のことだとは思うけど).


自民党のアンケートの時と違って,残念ながら,僕はまだここへは意見を 出してません.もしこの期間内に意見を出した人がいたら, 自分の意見が載っているか確認してみるといいかもしれません.



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Written by HAKASE.