King's Quest II+ The Romancing the Stones ヒント集

King's Quest II+ The Romancing the Stonesは,シエラオンライン社の 名作 AVG King's Quest II のファンによりリメイクされたフリーソフトです. 日本語版がなく,後半にはかなり難しい謎解きもあるので, 日本人にはとっつきにくいですが,とても良いゲームです.
そこで,このゲームを解きかたの一例をストーリーに沿ってまとめた ページを作りました.遊んでみて,行き詰まった人がいたら参考にして いただければ幸いです.
このページにはこのゲームのネタバレの内容がかなり含まれているので 注意してください.

オープニングストーリー

ゲームの主人公,グラハムは前作 King's Quest I で,失われた3つの宝 (将来を告げる魔法の鏡,侵略者を打ち倒す魔法の盾,空になることのない魔法の宝箱) を取り戻し,エドワード王から王位を継いで,ダベントリー王国の王となった. グラハムは自分の人生をついやして賢明に国を 指揮してきたが,同時に孤独も感じていた.そんなある日…. 城へ向かう一人の男がいた.彼はダベントリー王国の大臣ガヴェイン. グラハム王に謁見して外交や軍事関係の話をしに来たようだ.しかし,いつしか 話はグラハム王のおきさき選びの話になった….グラハムは自分にふさわしい女性が 王国にいないことを嘆いた.

ガヴェインが去り,ため息をつくグラハム. その時,突然魔法の鏡が光を発しはじめた.鏡には映像が映し出されていた. 海を越えた先にある緑豊かな島,その奥に岩の扉と3つの光, そしてその先にある異界の海とそこにそびえ立つ塔. 塔の最上階には女性の姿が見え,そこで映像は消え去った. グラハムはこの風景がダベントリー王国に近いコリーマ島であること,そして, この女性が塔に幽閉されていて逃げたがっていることを感じとり, 救い出したいと思った.

「あなたが探していたものは見つかりましたか?陛下」.声に驚いて振り向くと ガヴェインが立っていた.グラハムは彼女こそ自分の愛する人であることを 確信し,彼女を救い出すために,コリーマ島へ行くことを決意するのだった.

少しして,コリーマ島では,魔女が洞窟で何かを作っていた.突然水晶玉が光だし, 魔女はその水晶玉に近寄っていった.水晶玉から声が聞こえる.魔女の名前は 「ハガサ」.そして水晶玉を通して話している相手は「ファーザー」と 呼ばれているようだ.ファーザーはダベントリー王国の国王が女性を救い出すために コリーマ島へ向かったことを告げ,ハガサに国王の首を切ることを 命じるのだった.


デステニーの扉(運命の扉)

鏡に映し出された風景をたどるように東へ東へと向かうと,崖を越え,橋を渡った ところに見覚えのある岩が見つかる.ここに近づくと岩が光だし,顔の形の扉に 変化する.グラハムが扉に話しかけると彼は話し出す.彼は運命の扉. 通過した人の探し求める運命をかなえるという.ただし,扉をあけるには課題を 達成しなければならない.それは3つの「自然界の宝石」を持ってくること. 最初の宝石は水の中,2つ目の宝石は空の高み,3つ目の宝石は孤独な闇の城の中にある. 3つの宝石を集めて持ってくることができれば,グラハムの正式な妻となる 女性のところへと導いてくれるという. こうしてグラハムは3つの宝石を探す旅をはじめるのだった.

水の誕生の宝石

空の成長の宝石

地の死の宝石

運命の地

おしまい.
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