dunnetはRon Schnell氏が作成したemacs上で動作するテキストアドベンチャーゲーム です. jdunnetは, HAKASEがdunnetを日本語化 したものです.
このページでは,jdunnetのゲームの序盤を例に遊び方の具体例を示します (ここで紹介するのは最初の2地点のみです). テキストアドベンチャーゲームに慣れている方はここから下は見ない方が 楽しめるかもしれません.初心者の人やゲームの雰囲気を知りたい人は 一度目を通しておくと良いでしょう.
ゲームを起動すると次のようなメッセージが表示されます.
■場所: 行き止まり <Dead end> あなたは舗装されていない道の行き止まりにいます.道は東(east,E)へと続いて います.その道が遠くの方で2手に分かれているのが見えます. ここにはとても背の高いヤシの木(palm)が生えており,それらは互いに等間隔で ならんでいます. ここにはシャベル(shovel)があります. > |
あなたがいる場所には名前がついていて,ここは「行き止まり」という名前です.
英語名は Dead end です.はじめて来た場所では自動的にその場所の詳しい説明が
表示されます.ここにはヤシの木(palm)とシャベル(shovel)があります.
この例のように jdunnet では,何かすることができそうな物の名前にはカッコ書きで
英単語のスペルを付記してあります(何もできない物にも英単語が付記してある
場合があります).
まずはヤシの木を見てみましょう.look palmとタイプして,Enterキーを押します.
> look palm それらはやしの実を豊富に供給してくれるヤシの木々です。 > |
次に移動の練習をしてみましょう.東に道が続いているので,そちらへ 移動してみます.east とタイプし,Enterキーを押しましょう.
> east ■場所: 東西に続く道 <E/W Dirt road> あなたは舗装されていない道の途中にいます.あなたの左右には多く木々が 生えています.道は東(east,E)と西(west,E)に続いています. ここには大きな丸石(boulder)があります。 > |
別の場所に来ました.移動には短縮形が使えます.westと入力する代わりに wと入力して西へ移動し,元の場所へもどってみましょう.
> w ■場所: 行き止まり <Dead end> ここにはシャベル(shovel)があります. |
一度様子を見た場所に2度目以降に訪れると,詳細な説明が省略されて表示 されます.再度詳細な説明を表示するには look を使います.
> look ■場所: 行き止まり <Dead end> あなたは舗装されていない道の行き止まりにいます.道は東(east,E)へと続いて います.その道が遠くの方で2手に分かれているのが見えます. ここにはとても背の高いヤシの木(palm)が生えており,それらは互いに等間隔で ならんでいます. ここにはシャベル(shovel)があります. |
道具を拾ったり使ったりすることもできます.まずは持ち物を確認してみましょう.
> i あなたは次のものを持っています: ランプ lamp > |
実は,ゲームの開始直後にはランプだけを持っています. シャベルを取ってから,再度,持ち物を確認してみましょう
> get shovel 取りました。 > i あなたは次のものを持っています: ランプ lamp シャベル shovel > |
シャベルが手に入ったので穴を掘ってみましょう.
> dig ここで穴を掘っても何もみつかりません。 > |
残念です.でもどこかでシャベルが役に立つはずです.大事に持っていきましょう.
これでこのウォークスルーは終わりです. さあ,ここからはあなた自身がゲームを進めてください.