Gabriel Knight Sins of the Fathers 20th Anniversary Edition 紹介
ガブリエルナイトは,King's Questなどで名前が知られるアドベンチャーゲームの
大手開発元だったシエラオンライン社が1993年に作成したアドベンチャーゲームです。
シエラ社はファンタジーやSF、刑事モノや探偵モノなど様々なタイプのゲームを
発売していましたが、、オカルト要素を含むミステリー風のゲームに挑戦したのが
このガブリエルナイトシリーズでした(当時の海外では3人称視点で物語を描くタイプのゲームが発展していた)。このページで紹介するのは、この第1作目を
リメイクした作品です。
ストーリーは、過去に大ヒット小説を執筆したものの今はスランプにおちいっている作家、
ガブリエルナイトが、旧友のモースリーが今世間を騒がせているブードゥー
殺人事件の担当になったことをきっかけに、新作小説のネタとしてその事件の
調査を開始するところから始まります。調査を開始してから毎晩見る悪夢や、
ニューオーリンズに隠された秘密、ガブリエルの先祖の因縁など、様々な要素が
絡み合いながら展開していきます。
ストーリーもなかなか面白く、謎解きもよく練られているのですが、難易度がとても
高いうえに、英語がわからないと解くのが難しい部分もあり、日本語のヒントもほとんど
ない状況なので、攻略ページを作成してみました。ゲーム本編にもゲームの進行に
合ったヒントを表示する機能はありますが、タイミングがずれることもあるので
このページも参考に楽しんでもらえたらと思います。
前半の主要登場人物紹介
- ガブリエル・ナイト
- このゲームの主人公。小説家。現在はスランプで悩んでいて、ブードゥーを
新作小説のネタにしようと考えている。フレンチクォーターのバーボン通りに
あるセントジョージの本屋のオーナーでもある。性格は軽薄なところがあり女好き。
フランクリン・モースリー警部とは小さいころからの親友。
- フランクリン・モースリー
- ガブリエルの親友。ニューオーリンズ警察の警部。ブードゥー殺人事件の担当者。
気のいいお人よしな性格でガブリエルとは小さいころからハメを外してよく
遊んでいた。
- グレース・ナキムラ
- セントジョージの本屋のバイトの女性。本が好きで大学の夏休みを利用して
バイトをしている。知的な女性で休日は絵画教室に通ったり太極拳を習ったりしている。
セクハラぎみな態度のガブリエルに冷たい視線を送りながらもブードゥーの調査に
協力する。
- マリア・ゲディ
- ガブリエルが一目惚れした褐色の肌を持つ美人で上流階級の女性。多くの資産を
持つ家系に生まれ、最近母親を亡くしたために、その管理の仕事に忙がしい日々を
送っている。
- ウィリー・ウォーカー
- デキシランド薬局のオーナー。ブードゥー関連のお守りやオイルなどの品々を
売っている。彼はこれらの品々が骨董品であって効果は保障しないと言っている。
- Dr.ジョン
- ブードゥー博物館の館長。彼の博物館にはブードゥーの儀式に関する貴重な
品々が展示されており、彼自身も歴史としてのブードゥーにとても興味を持っている。
非常に体格がいい大男。
- カザナウ婦人
- 敬謙なカトリックの信者だが、ブードゥーのまじないについても信じている。
- ハートリッジ教授
- テュレーン大学の教授でアフリカの宗教の専門家。ブードゥーについても詳しい。
- ウルフガング・リッター
- ドイツからガブリエルに電話をしてくる謎の老人
- ナレーター
- プレイヤーの操作に対するガブリエルの行動を説明してくれるナレーター。
たまにナレーター個人の意見を述べたり、ゲームに関するメタな発言をすることがある。
全般的なヒント
- 画面上の反応する場所の上にマウスポインタをあわせると単語が表示され、そこをクリックすると、その場所でできる行動がアイコン表示される。
- 行動のアイコンは、目(見る)、手(取る)、歯車(操作する)、扉(開ける)、吹き出し(会話する)、道具(道具を使う)の6種類。道具を使う場合には
事前にそのアイテムを選択しておく必要がある。
- スペースキーを長押しするか、左上にある得点表示をマウスでクリックして押しっぱなしにすると、クリックできる全ての場所の単語が表示される。
- 単語が表示されない場所をクリックすると、ガブリエルはその場所へ移動する。
ダブルクリックするとその場所へとワープする。
- 謎解きの中には、この移動を使ってガブリエルをうまくあやつる必要がある
ものが2つある。
- 右下のバッグのボタンをクリックするとアイテム一覧が表示される。そこで
アイテムをクリックすることでそれを選択できる。画面上のものにアイテムを使いたい
場合には、事前にこの画面でアイテムを選択しておく必要がある。
- アイテム画面の下には3つのアイコンがあり、目のアイコンでそのアイテムを
確認でき、虫眼鏡のアイコンでそれを詳しく調べたり使ったりできる。
+のアイコンでは2つのアイテムを組み合わせることができる。
- 変装の道具にはそのまま使えるものと事前に組み合わせてから使うものがある。
変装は必要となる場所で直前に使う必要がある。
- パズルが画面全体に表示されることがある。このときには物や記号を
クリックしたりドラッグしたりして謎解きをする必要がある。
- 会話のトピックのうち、黄色で表示されたものはゲームの進行に必要なものなので
必ず選択する必要がある。それ以外は物語を理解するためのものだが、間接的に
謎解きのヒントになっているものもある。
- 入手可能なほとんどのアイテムには何らかの使い道がある。ごく一部は物語を
理解するためにだけ使う。人にアイテムを使うことでそれを見せて情報を引き出したり
行動を変えたりできる場合がある。
- 後でおこなう必要がある行為であっても、ガブリエルがそれをする理由を知らない
状態ではその行為をおこなうことができない。その場合には、ナレーターが例えば
「ガブリエルはまだそうする理由を知らない」のような感じのコメントをしたりする。
- 会話のトピックはガブリエルが新しい情報を知ると増えることがある。また、
ゲームの進行に応じて選択肢が増えることもある。
- 表示されている映像や画像の中に、謎解きに必要な情報や間接的なヒントが書かれ
たり描かれたりしていることもある。字幕で表示されていない部分もある程度は
気にかけた方がいい。
- ゲームは1日目、2日目、3日目…のように1日づつ進行していき、
その日にやるべきことを全て行うと次の日へと自動的に進む。
- 行動を間違えてクリアできなくなることはない。ゲームオーバーになることはあるが
直前からやり直すことができる。
- 画面左下のジャーナルのボタンでこれまでの行動についてガブリエルが書いた
文章を読むことができる。物語の流れが理解しやすく、クリアに必要な情報が書かれる
こともあるので定期的に読んでみるといい。
- ジャーナルにはヒントタブがあり、これをクリックすることで、
進行状況に応じたQ&A形式のヒントを読むことができる。最初は質問(Q)だけが表示されており、目のアイコンをクリックすると回答(A)が表示される。
この回答は2段階か3段階かになっており、最終段階でほぼ完全な解き方がわかる
形になっている(最初の方は3段階くらい丁寧にヒントを出してくれるが中盤くらいから
2段階目で正解が表示されてしまうのがちょっと残念な感じだが)。
目のアイコンはメーターになっていて、一度回答を表示すると、このメーターが
いっぱいになるまで(30秒くらい?)別の回答は表示できない。
- マルチエンディング(2種類)だが、ラストに分岐するだけで、途中の行動には
影響されないので、安心して謎解きに集中してかまわない。
ヒント集
以下のリンクにはゲームのネタバレが含まれます.各自の責任で利用してください.
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