チャレンジ!!パソコンAVG&RPG(山下章著,電波新聞社,1986.4)に 掲載されていたCRPGの本数についてのメモ。 初代ドラゴンクエストが発売された1986年の当時(1986年の年末まで)に、 日本に80本程度のCRPGが存在していたことを示すために、上記の書籍の RPG総カタログ(pp.187〜196, これは再刊版(1986.12)でのページ)に 掲載されていたロールプレイングゲームの名称を、以下に引用した。 ただし、現代の感覚でRPGと言っていいかは微妙なものも含まれている。 また、複数のメーカーが移植していて重複するものは1つだけ記載した。 このカタログには発売予定のものも含まれるため、未発売と確認できている ものには、名称の冒頭に[未発売]という文字を付与した。 リストの最後には、このカタログに未掲載ではあるが1986年の年末までに 発売されたと考えられるCRPGのタイトル7本(FCを含む)を記載している。 全81本の掲載のうち、重複する6本、未発売を確認した2本、を除き、 未掲載の7本を追加すると合計で80本となる。 ※仮に実際の発売が1987年へとずれこんだゲームがいくつかあったとしても ※およそ80本ということは言って良いと思う。 ---- ボコスカウォーズ ザイロス ウィザードリィ * ローグ * 仮面ライダー(FM-7) パラディン レリクス ザ・ブラックオニキス ザ・ファイアークリスタル [未発売] ザ・ムーンストーン(発売中止) エプシロン3 聖剣伝説 カレイジアスペルセウス テレンガード * マーベラス デーモン・クリスタル ナイザー パラレルワールド ファランクス(MSX) ブレインブレイカー 地球戦士ライーザ ドラゴンクエスト(FC) サイキック・シティ カレイド・スコープI 7万光年の胞子たち カレイド・スコープII 発汗惑星 コズミック・ソルジャー 覇邪の封印 ドラゴン&プリンセス クフ王の秘密 剣と魔法 ダンジョン 団地妻の誘惑 アクシオム タイム・エンパイア LAST WAR 英雄ヤマトタケル アウトロイド(MSX, X1) ザ・スクリーマー ギャルっぽくらぶ ヘリコイド ぱのらま島 ドラゴンスレイヤー ザナドゥ バウンドット ポイボス ゼルダの伝説(FC) ランボー(MSX) ワイヤード2 エンジェル リグラス アマゾン学術探検 * アリババ * 上海 ウルティマII * ウルティマIII * ジェムストーン・ウォーリア * 九竜島 ジェネシス ブラスティー メルヘン・ヴェールI メルヘン・ヴェールII ハイドライドI ハイドライドII ハイドライド・スペシャル(FC) ルパン3世・カリオストロの城 アークスロード ロストパワー ファンタジアン リザード 夢幻の心臓 夢幻の心臓II ザ・フォートリス トリトーン [未発売] シオン(発売中止) アラモ(MSX) ---- (*を付与したものは海外のゲームの移植) RPG総カタログには未掲載ではあるが、1986年中に発売された と思われるCRPGには、例えば以下のようなゲームがある。 ウィバーン ファンタジー * アスピック ザナドゥシナリオII ロマンシア アルゴー ディープダンジョン(FC)    など 以上のリストから、初代ドラゴンクエストが発売された1986年には およそ80本のCRPGが発売されていたといえる。 ----以下はドラクエに関連した補足のコメントです---- ドラゴンクエストについて書かれた記事などの中には、当時の資料を 全く確認することなしに、「ドラクエと同時期の日本には、ハイドライド などのいくつかのARPGくらいしか存在しなかった」などと書かれたものが あるかもしれません。 ファミコンに限定した話であれば、そう言えるのかもしれません (ただし、これが「ハイドライド・スペシャル」のことだった場合ですが)。 ですが、「ウルティマ」などの名前を出してPCゲームからの流れを説明する 文脈の中で、このような説明をするのは間違っています。好意的に解釈する としても、少なくとも、かなり誤解を与える説明のしかたをしています。 上記の資料を確認したうえで、このような不適切な説明を鵜呑みに しないように注意をしていただければと思います。 ---- ※このメモのリンク元の文章のURL https://roomhakase.ninja-web.net/PCRPG/PCMSGIMG.html